安定した成果の生み出し方
協力先の若手担当者と新規顧客開拓を目的に事例研究をしている。新規顧客開拓などで安定した成果を生み出すには理論、事例、モデルが必要である。
業務で理論を使うことで事例をつくり成果に結びつけることが期待できる。成功事例から重要要因を抽出して、活用できるように整理することでモデルをつくることができる。成功を一過性ではなく再現するには、事例研究を通じて業務の進め方をモデル化することが必要である。事例研究の方法には模倣、適合、混合、刺激の4つがある。
模倣は、事例をそのまま真似をすること、適合は一部変更した上で取り入れること、混合は複数の事例を集めて組み合わせ使うこと、刺激は事例を踏まえて新しい方法を考え出すことである。失敗事例を研究する場合は刺激を用いることで、モデル化に結びつけることができる。
協力先との事例研究は、成功事例だけではなく失敗事例も取り上げながら、少なくとも年末までは続ける予定である。来年の早い時期にモデル化できるように精力的に取り組んでいきたい。