株式会社プロセスイノベーションからのお知らせ

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メンタリングの特徴と効果

190515打ち合わせ
メンタリングは人材育成手法の1つであり、コーチングより知名度が低いが特徴を理解して活用することで効果をあげることができる。コーチングではコーチングを実施する側をコーチと呼び、コーチングを受ける側の対象者とは上下の関係になりがちである。メンタリングではメンタリングを実施する側をメンター、メンタリングを受ける側はメンティーと呼び、  コーチングとは異なり、斜めの関係で進めていくことが特徴である。
コーチングにおける上下の関係とは、コーチと対象者が同じチームに属している場合に成り立つ。一方、メンタリングにおける斜めの関係とは、メンターとメンティーが異なる組織に属している場合に成り立つ。実例に研修担当講師がメンター、協力先の若手営業担当者がメンティーになる場合がある。
斜めの関係では、上下の関係より客観的に状況を把握したり、共有することができる。研修担当講師と若手営業担当者では、研修担当講師は若手営業担当者が持っていない視点で状況を把握することが客観性に結びつく。
客観的な状況共有に基づくメンターからの助言はメンティーの意欲を高めることが期待される。さらに意欲を高めたメンティーは業務の手応えを得ることで能力を高めることもできる。このように斜めの関係でのメンタリングは意欲や能力の向上という効果が期待できるため、今後も積極的にメンタリングに取り組みながら効果を追求していきたい。