株式会社プロセスイノベーションからのお知らせ

お知らせ

アウターブランディングにおけるタグライン

190326オフィスのノートとコーヒー
ブランディングとは企業の良好なイメージづくりを目指すための活動であり、アウターブランディング(ブランドの社外普及)とインナーブランディング(ブランドの社内浸透)の両方が必要である。アウターブランディングが企業の良好なイメージづくりに直結するのに対して、インナーブランディングは、そのための基礎として位置づけることができる。企業がアウターブランディングによって、良好なイメージをつくるためにはタグラインを効果的に使うことが期待される。タグラインとは、その企業のブランドを一言で簡潔に表現する言葉である。
タグラインの実例の1つに日立の「インスパイアー・ザ・ネクスト」がある。このタグラインは日立の企業理念と結びついている。日立の企業理念は「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」である。そして企業理念を具体化するために、日立はデジタルトランスフォーメーションの支援を含む社会イノベーション事業に注力している。タグラインは社会イノベーション事業に対する注力によって、次世代を触発することに貢献することを表現している。
既存クライアントでの中期経営計画へのブランディング組み入れはアウターブランディングを中心に支援していく予定であるが、アウターブランディングを経営理念に結びつけることを考えている。既存クライアントの経営理念に含まれている「顧客満足度の工場に貢献する」という内容を踏まえ、中期経営計画の準備を通じてタグラインの作成を支援したい。