株式会社プロセスイノベーションからのお知らせ

お知らせ

人材採用の阻害要因の回避

(8)打ち合わせ
再就職支援プロジェクトから派生した東京と千葉での企業向け人材採用のための講習会の準備を開始している。この講習会では再就職支援プロジェクトで直面している人材採用の阻害要因を回避することを組み入れる予定である。阻害要因とは、正社員以外の雇用形態で業務を担当する人材は、正社員よりも業務の質が劣るという偏見である。
この偏見の結果、正社員経験が乏しい人材は正社員の立場で採用されにくくなっている。正社員経験の乏しい人材を正社員として採用することに二の足を踏む企業が一定数以上、存在している。
この偏見は多くの場合、先入観となり事実に基づき検証することを妨げる。事実による検証を怠ると固定観念になってしまう。しかし偏見に過ぎたいために、働き方改革の一環として同一労働同一賃金が組み込まれている。同一労働同一賃金とは、雇用形態が異なっていても同じ業務内容を担当している場合、賃金は同じ金額にすることを目指している。つまり雇用形態ではなく、担当している業務内容そのものに注目することが同一労働同一賃金の趣旨である。
準備中の東京と千葉の企業向け人材採用のための講習会では、阻害要因を回避すること、そして適切な人材を採用することを働きかけていきたい。