株式会社プロセスイノベーションからのお知らせ

お知らせ

ノウハウの積み上げ

(2)机上のパソコン
9月末には再就職支援プロジェクトの前半が終了する。今年度が3年目であることから、本来は真価が問われるはずである。地方自治体が入札で受託先を決めるため、今年4月に受託先が交代になった。地方自治体の意向から2年間の経験を持つ企業開拓員を継続して起用しているが、先月末に実施した企業合同説明会でノウハウの積み上げができていないことが判明した。具体的には企業合同説明会の準備と実施は企業開拓員が主体であった。説明会当日、企業開拓員が2年の経験に安住し、同じ事を繰り返していることが明確になった。
業務には3つの種類がある。1つ目は同じ事を反復するルーチン型業務、2つ目は企画が起点で新しい事に挑戦するプロジェクト型業務、3つ目は予期しない時に発生するスポット型業務である。
企業合同説明会は典型的なプロジェクト型業務であるのにも関わらず、ルーチン型業務として対処してしまっていることが本質的な間違いである。
業務の3つの種類を理解した上で、プロジェクト型業務に適切に取り組むことを実現するには半年という期間は短すぎる。即効薬は企業開拓員の交代である。迷走続ける協力先との関係を含めて、来年度に向けての課題として認識しておきたい。