株式会社プロセスイノベーションからのお知らせ

お知らせ

研修講師の心得

(7)腕時計
再就職支援対象者の1人が研修講師に挑戦することになった。この対象者は研修講師は未経験であるが意欲が高いことから、研修講師の心得を理解してもらうことを目的に面談を設定した。面談では4つの内容を説明した。1つ目は研修の特徴である。人材育成に結びつくという共通点があるがセミナー、経営コンサルティングと企業向け研修の相違点を説明した。
2つ目は研修の顧客満足度の高め方である。意識すべき関係者は研修参加者、研修窓口担当者、研修参加者の上席者、自社(研修会社)の営業担当者であり、参加者と窓口担当者の異なるニーズを充足することが必要である。
3つ目は講義と演習の組み合わせである。講義以上に演習が重要であり、演習の出来栄えが参加者、窓口担当者の満足度に大きな影響力を持っている。
4つ目は得意テーマをつくることである。得意テーマをつくる上では研修対象者を意識することが必要である。例えばプロジェクトマネジメントを得意テーマにしていく場合は研修対象者は管理職クラスにすることが考えられる。
面談の最後に、この対象者とは職業上の同志になるため、関係を続けていく意向を持っていることを本人に伝えた。