再就職支援2年目の準備
千葉での再就職支援の2年目の継続が決まったため、準備として1年目の手応えを振り返ること、2年目の成果拡大するための取り組みを具体化することが必要である。
昨年4月からの1年目の実績は150日を超える日数で相談を担当して約80人を支援した。就職決定人数は約30人、全体の約3分の1である。内訳には1人で2社での就職を決めた支援対象者がいる。2社で就職を決めた支援対象者は3人いるが、いずれも1社目を2ヶ月以内で退職し、その後の支援で2社目の就職を決めている。こうした決定実績は約10年前の東京での再就職支援ではつくり出すことができなかった。ある意味では複数での決定実績は10年間の成長の証として捉えることができる。
1年目の支援で効果が実証できた取り組みは求人情報検索の動機づけ、応募先に合わせた志望動機の準備、前職退職理由の説明の3つである。特に前職退職理由の説明、より具体的には面接での説明が重要である。2社で就職決定した支援対象者では面接での前職退職理由の説明が貢献できたことが確認済みである。
2年目の取り組みでは、支援開始後3ヶ月は活動を継続できるような動機づけを重視するつもりである。多くの企業は3ヵ月の試用期間を設けているため、3ヵ月の意欲継続は職場定着の基本条件であるためである。