株式会社プロセスイノベーションからのお知らせ

お知らせ

緊張感と一体感

(4)電卓と筆記用具
組織文化を変革することで組織文化の健全性を高めることができる。組織文化の健全性を高めることで前向きな価値観を共有できる。そして緊張感と一体感の両方を兼ね備えることによって健全な組織文化をつくり上げることができる。緊張感は業務の生産性で、一体感は職場満足度で把握できる。健全な組織文化をつくる上で重要であるのは緊張感を優先することである。一体感が先につくられ、緊張感が後回しになると弛緩した組織文化になってしまうためである。
組織の緊張感を高めて、その結果として業務の生産性を向上させることは構成員の成長に結びつく。構成員が成長するには問題意識が重要である。業務の目的と成果にこだわりを持つことで、構成員に適切な問題意識を植え付けることができる。
組織の構成員が適切な問題意識を持ち、経営者が、その問題意識を共有できないと組織の一体感を醸成できない。緊張感と一体感の両方が無いと、組織の構成員は経営者への失望、離職という事態になりかねない。最近、ある協力先で実例を目の当たりにしたばかりである。
経営者には健全な組織文化をつくる責任がある。適切な問題意識を持てず緊張感と一体感のいずれも実現できないようでは経営者以前に管理職としても失格である。