本格的な成長の促進
キャリアコンサルティングの目的は対象者の成長促進である。2015年以降、延べ1500人以上のキャリアコンサルティングを担当しているが、1人の例外を除きキャリアコンサルティング費用は企業が負担している。企業が費用を負担しても、キャリアコンサルティングの対象者の選定が適切であれば、成長を促進できる。また対象者本人が費用を負担する場合は成長意欲は高く、キャリアコンサルティングは本格的な成長の促進になる。
今月、本人による費用負担でのキャリアコンサルティングの実績をつくることができた。今月の実績は2人目であるが1人目とは異なり、キャリアコンサルティングを継続的に実施していくことになっている。第2回目の実施は来月を予定している。この継続的な対象者がキャリアコンサルティングを要望したきっかけは転職の成功にある。この対象者は今春から転職を希望しており、6月に入ってから現在の新しい職場に転職を決めることができた。その過程で転職候補企業の選定、応募書類準備における内容充実において貢献することができた。成長を促進するには、新しい職場に定着して貢献度を高めることが必要である。次回のキャリアコンサルティングでは、試用期間における存在感の示し方を中心とした定着支援を重視するつもりである。