２０１９年９月期が終了しました。実績を振り返ると２０２０年９月期に向けての課題が明確になりました。過去３期と比較すると反省すべき点は２つです。
１つ目はキャリアコンサルティングの個別面談とセミナーの回数が減少したことです。２つ目は新しいテーマへの取り組みが物足りなかったことです。管理職向け研修テーマのサービス価値の魅力度向上、中堅社員向け研修テーマのＱＣ手法など、新しいテーマにも取り組めましたが過去３期との比較では見劣りします。重要なのは２つ目の新しいテーマへの取り組みです。
１０月開始時点で１２個のプロジェクトを１ヶ月間に取り組む予定です。プロジェクトの優先順位を明確にしつつ、新しいテーマに取り組むための活動余力を生み出すことが２０２０年９月期の課題になります。
その先駆けとして、あるプロジェクトの９月以降の継続参加を断りました。理由は協力先のクライアント対する交渉力の欠如です。クライアントと協力先が契約している場合は協力先との業務委託契約でプロジェクトが開始されます。この場合はクライアントとの交渉は協力先に委ねることになります。交渉力が弱いとプロジェクトは下請け状態に陥ります。
当社は下請け状態のプロジェクトには参加しません。理由は３つの信条による取り組むが極めて難しいためです。今後も３つの信条に基づき、優先順位づけを明確にすることで活動余力を確保していくつもりです。