2022年に向けた布石
2021年の実績での特筆事項は3つである。1つ目は個別面談の最多実績更新、2つ目はメンタリングの手応え、3つ目はDX(デジタルトランスフォーメーション)関連テーマ開拓である。1つ目の個別面談の最多実績更新は1年間で延べ253人を対象に実施することができた。2つ目のメンタリングの手応えとは協力先の若手営業担当者の成長に貢献できたことである。3つ目のDX関連テーマではIT活用のための協力先選定、販売管理業務の生産性向上のためのRFP(提案依頼書)作成の2つのテーマを担当することができた。
この3つの特筆事項において2022年に向けての布石とすることが期待できるのがメンタリングの手応えとDX関連テーマ開拓である。DX関連テーマを2022年に積極的に展開していくためには支援ノウハウの拡充が必要不可欠である。具体的にはDXの導入と活用の阻害要因とあるIT活用のための協力先に対する影響力を高めることが必要であり、そのための重要事項にマイクロサービスアーキテクチャーがある。
マイクロサービスアーキテクチャーとは、ITの中核となるソフトウェア本体、画面や帳票といった利用者とのインターフェイス(接点)、データの3つの要素を緩やかに結びつけて情報システムを構築していくための手法である。マイクロサービスアーキテクチャーを採用すれば、情報システムを構築する過程で柔軟な対応が可能になり品質、費用、納期におけるメリットを発揮することができる。マイクロサービスアーキテクチャーを含めた新しいノウハウを継続的に研究していくことを通じて、クライアントに対する貢献度を高めていきたい。