強みの活用
2021年は株式会社プロセスイノベーションとして本格的な活動を開始して10年目であった。複数のDX(デジタルトランスフォーメーション)関連テーマのプロジェクトを担当したことなどを通じてUSP(ユニーク・セリング・プロポジション)を自覚できた。
USPとは独自性がある強みのことである。強みは3つの水準で把握されるが、顧客と競合の視点が重要である。競合より明らかに優れている強みは優位性となる。さらに提供する価値が顧客に高く評価される強みは貢献が認められる。優位性と貢献が揃うことでUSPとなる。顧客と競合の視点が無い強みは、ただの特徴にとどまる。
営業改革などのテーマを通じて培ってきたプロジェクトマネジメントとファシリテーションの2つをDX関連テーマで適用したことで、当社のUSPを改めて認識することができた。
企業や組織がDXを実現するには組織横断的なプロジェクトの立ち上げ、プロジェクト展開ではミーティングでのファシリテーションによる確実な進捗が必要である。2022年もUSPであるプロジェクトマネジメントとファシリテーションを組み合わせながらDXの実現を含むクライアントのニーズに貢献していきたい。