研修効果の高め方
研修は終了後に効果を検証すること、効果を高めることが重要である。そのために研修内容を業務を通じて実践することが必要であり、研修における演習に実践課題を組み入れるべきであり、最後の演習を実践課題にすべきである。実践課題が業務遂行に反映されることで研修の効果検証と効果向上が実現できる。
研修効果を高めるには参加者個人の取り組みに留めるのではなく、組織的な取り組みに発展させることが期待される。組織的に取り組むには、研修テーマをプロジェクトとして立ち上げることが考えられる。プロジェクトの立ち上げによるプロジェクト参加メンバーの適切な選定、選定された参加メンバー中心のプロジェクト展開が、研修効果をさらに高めることに結びつく。
プロジェクトの立ち上げを支援するには研修アンケートを活用することが必要である。今年実施した業務効率化を目的とした研修では、アンケート結果を踏まえてプロジェクト立ち上げ支援を提案中である。来月以降も研修効果を高めるために積極的に提案していきたい。